年間を通して、各地の公園や広場で開催されているフリマ。我が家も子どもが生まれてから4回ほど出店したことがありますが、「今度、フリマを出すんだ」というと、友だちにはよくびっくりされるんです。私にとってフリマは、年間行事のひとつという感覚なのですが、もしかして「フリマ」ってよく耳にはする割には、実際に出店する人は少ないのでは?と思いました。
参加してみるととても楽しいのに、その楽しさを知らないなんてもったいない!もっとみんなにフリマのことを知ってもらいたいと思って、今回はフリマを楽しむハウツーと極意を調べてみました。
目次
まずはお客さんとしてフリマ見学にGO!
「フリマで売っているものってお古でしょう?」と、中古のものに抵抗がある人も多いかもしれません。
でも、そんな人もおまつり気分で、フリマにお出かけしてみませんか。
フリマ会場によっては、食べ物の露店がいくつもでるので、おまつりの縁日のように、ぶらぶらするだけでも結構楽しめます。しかも、明るい日中だから、お子さん連れでも出歩きやすいですよ。
フリマでゲットしたい掘り出し物のおすすめは?
会場をひとまわりしてみると、中にはいくつか興味を引かれるものもあるでしょう。私のおすすめは、子ども服、おもちゃ、手づくりアクセです。あ、ちなみに、買ったものを入れる袋は自分で用意しておくと出店者に喜ばれますし、ゴミもでませんね!
●子ども服
おさがり服が安く手に入ります。たとえば、私は子どもに冬用コートを500円で買ったことがあります。この値段なら、外で土まみれになっても惜しくない!子どもを叱らずに、思いっきり遊ばせてあげられます。
●おもちゃ
キーホルダー、小さなぬいぐるみ、ファストフードのオマケ、アニメゲームのメダル、ミニカー等。子どもにとってフリマ会場は宝の山。しかも安い!10円~100円で買えるものがいっぱいです。大人のお財布に優しく、子どもも大満足です!
●手づくりアクセ
ママにも流行中のハンドクラフト。手づくりのアクセやヘアリボン、通園グッズ(巾着・バッグ等)を売っている方もいます。子どもと一緒に選ぶのも楽しいものです。お店の方と「どこのパーツやさんがおすすめ」とか、「このパーツが流行中でやっとネットで手に入れて作ったの」なんて話もできちゃいますよ。
フリマの様子が分かったら、次は出店にチャレンジしてみよう!
「フリマに出店する」と友だちに言うと、大抵びっくりされます。いや、私も最初はそうだったんです、夫に提案されたときは…
そもそも、うちにはたくさんの不用品が…でも、お互いの実家で使っていたもの等を捨ててしまうのはもったいないし、心が痛む…
そこで、フリマを思いつき、長女が1歳のときにフリマデビューを果たしました。
どんなものが売れやすいの?
洋服や小物、収納家具までいろいろと陳列してきた中で、具体的にはこんなものがすぐ売れました。
●キッチンの収納家具(1000円。ご自宅まで配送のオマケ付き)
「息子が一人暮らしを始めるから、ちょうど探してたのよー」という60代ぐらいの女性に。その後も5、6人に「このキッチン収納、私が欲しかったわー」と声をかけられて、それなら3000円にしとけば良かったなって思いました(笑)。
●ミニ冷蔵庫(1000円)
●50年前の茶箱(100円!)
布を張って西洋風収納ベンチにしたりと、ちまたでは茶箱がブームになっているみたい。惜しかったかな?
●子ども用の自転車用ヘルメット(100円)
たくさん手に取る方がいたのに、サイズがあう子がなかなか現れなくて…まさにシンデレラ探しのようでした☆
●30年前に流行った「タッパーウエア」各種
懐かしい!と手に取る人が多く、すぐ完売に。
●猫用のキャリーバッグ(バスケット風の古いもの)
●ベビー用品
ベビーバス、ハイローチェア、ベビー服(ほぼ新品)等も若いご夫婦や子連れママが買ってくれました。
「こういうの欲しかったの!」という人に出会えるので、処分する前に陳列してみるものだなあと思いました。
なかなか売れなかったものってある?
あるんです。意外かもしれませんが、ずばり、衣服類。
売っている人は多いのですが、どこも売れ残りがち。「1枚100円」とか「3枚まとめて100円」で、お古感のないものを買ってもらえたらラッキーと考えておくほうが良さそうです。
子連れフリマ出店にあると便利な持ち物
約6時間も屋外で過ごすことになるので、はっきり言って体力勝負です。(消耗度合いは「子どもの運動会」レベルかそれ以上!?)春・秋等の過ごしやすい時期を選んだ上で、大人も子どもも疲れないような対策を万全に。
まずは、フリマの基本の持ち物。これを忘れちゃあ始まりません。
・おつり用の小銭
・値札をつける紙・マジック類。
・レジャーシート
・陳列用の棚・パイプハンガー等
・レジ袋・紙袋・包装紙(買った人に品物を入れて渡す)
続いては、あると便利な持ち物を挙げてみました。
・帽子・日傘・パラソル等日陰をつくるもの
・イス(私はイスを忘れたフリマ翌日、ぎっくり腰になりました。子どもの面倒を見ながら地べたに長時間座るのは辛かった!)
・飲み物・昼食・お菓子等(おやつや軽食は露店が出ていれば当日買ってもいいですね)
最後に…フリマ出店で注意する点と子どもと楽しむ極意♪
子連れ出店の場合、大人は最低2人(例えば、パパとママ)は必要です。子どもは飽きやすく、体力も心配ですから、大人が交代で散歩や休憩に連れ出してあげましょう。
でも、案外、子どもが可愛いお店番として活躍することも!お店番のお小遣いのほか、子どもが自主的に参加する方法をご紹介します♪
子どもが遊ばなくなったおもちゃやコレクションを「もう遊ばないから売ってもいいよ」と言い出したときは、自分でそのおもちゃに値札を付けたり、お金の管理をしてもらったりして、参加させてみるのです。子どもはそのおもちゃの楽しい遊び方を説明できるし、大事に使ってくれそうな人に売れると嬉しいみたいです。その代わり金額は10円とか少額に設定します。
うちの子はお店番で稼いだ200円の一部で「チョロQ」やキーホルダーを買って喜んでいました。
このように、フリマは売り上げがさほどなくても、粗大ゴミ費用が浮いたり、子どもが自分でお金を管理する体験ができるといったメリットもあります。おまつり気分で出店してみると、いい思い出になると思います。
(ライター S子)
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