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第23回「端境期と春の到来」

2月から4月はちょうど冬野菜と春野菜の収穫の間にあたり、露地栽培の畑では野菜があまり収穫できなくなります。この時期のことを「端境期」といいます。なんだか寂しい響きですね。
ところが、3月から4月にかけてはトウ立ちしたアブラナ科の野菜が、黄色や白い花を咲かせて、一面の菜の花畑に大変身します。この風景を目にすると、長い冬が終わり待ちに待った春がやってきたことを実感します。

 

大根、キャベツ、かぶ、小松菜、野沢菜、ブロッコリー、白菜などのアブラナ科の野菜は、形や色や味が違っていても、花が咲くとそっくりなので、「あ~同じ仲間なんだな~。」ということがよくわかります。

 

写真は小松菜の花とナバナです。この黄色い菜の花だけ見ても小松菜だってわからないのですが、根っこの方にはちゃんと小松菜がはえています。
春の畑で菜の花探ししてみてはいかがですか~?!