7月、子どもたちもママも汗をいっぱいかく季節ですね。
このころに採れる野菜は水分をたくさん含んだものが多いのです。旬の野菜は、私たちのからだの働きを自然と助けてくれます。水分をたくさん含む野菜の代表格である「きゅうり」。今月はきゅうりについてお伝えします。
■栄養
βカロテン、ビタミンC、カリウムなどを含みます。体内塩分の排出を助け、利尿作用、水分代謝をうながします。暑い夏場の水分補給としてもおすすめ!
冷たくひやしたきゅうり、外から帰ってきたお子さまのおやつにぴったりです。
■選び方
スーパーマーケットで1年中売られているきゅうりですが、この季節のきゅうりは格別!
とくに、畑でもいだばかりのきゅうりはサクサク感、甘みが全く違います。畑に行けない方は、直売所を利用してみてください。直売所にはイボのあるもの、ないもの、サクサクした食感のもの、甘みのあるものなどいろいろ売られています。本などで見ると「買う時は曲がっていないものを選びましょう」と書いてありますが、曲がっていたっていいのです。新しいものがおいしいと思います。切り口を見て、新しいものを選びましょう。
■美味しく食べるコツ
端を切って、塩をふってまな板の上でコロコロ・・(板ずりといいます)こうすると色が鮮やかになり、苦味がなくなります。新しいものは生のまま、冷蔵庫で日が経ってしまったら、炒め物にして食べてみてください。
■きゅうりレシピ
【山形郷土料理「だし」】
山形県に伝わるごはんの友、「だし」。
夏野菜を細かく刻んで作ります。食欲の無い時にもさっぱりと食べられます。我が家では後期の離乳食にもしていました。オクラなどを入れると、とろみがついてのど越しが良くなり、赤ちゃんでも食べやすいようです。
ご飯や、冷ややっこ、ひやしうどん・・なんにでものせてお召し上がりください。
さっぱりメニューで夏を乗り切ってくださいね(^O^)/
材料、下ごしらえ(4人分)
きゅうり1本 → 細かくみじんぎり
なす1/2本 → 細かくみじんぎり
オクラ3本 → ゆでて細かくみじんぎり
ネギ1/2本 → 細かくみじんぎり
めんつゆ大さじ2
かつおぶし
お子さまが苦手でなければ、大葉やみょうがを加えてもおいしいです。
作り方
(1)みじんぎりにしたきゅうりとなすに軽く塩(分量外)をふり、混ぜる。味付けをする塩ではなく、水分を出すための塩なので入れすぎない。
(2)軽く水気をきった(1)にみじんぎりにしたネギ、茹でてみじんぎりにしたオクラ、かつおぶしを加える。
(3)(2)にめんつゆを加える。
(株)CROSSASIA代表。子育てコミュニティ「ままてぃ」代表。中国瀋陽生まれ、大学から来日。棗、お粥、中華料理が大好き。食べるのも作るのも好き!
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