【300円】マスクが洗えると噂のミニ洗濯機はメイク用スポンジ洗いに最適？

話題の300円の「ミニ洗濯機」。
実際に、ミニ洗濯機を使ってマスクやメイク用のパフ・スポンジを洗ってみました。
※一部、汚れによる見苦しい画像があります。

300円の「ミニ洗濯機」とは？

SNSで話題の「ミニ洗濯機」は、100円ショップにて330円（税込）で買うことができます。

ミニ洗濯機（電池式）

サイズは10.5×7.5×9.5cmで、本物の洗濯機のように水を入れて遊ぶことができます。

ママライターは実店舗の玩具コーナーで見つけました。
SNSなどでは衣類洗剤やマスク用洗剤を入れて洗濯している方もいますが、パッケージの裏面には以下のような使用上の注意※が書かれているため、よく確認しましょう。

※使用上の注意

●別売りの電池（単3形乾電池×2個）が必要
●二次電池（充電式電池）は使用禁止
【入れてはいけないもの】
●水以外の液体
●熱湯
●アルコール・薬品
以上のような、本来の用途意外に使用しないこと、保管上の注意や電池に関する注意が書かれています。使用前には必ず目を通しておきましょう。
また、子ども向けの玩具として販売されていますが、小部品があり、誤飲・窒息の危険があるため3歳未満には与えないように注意してください。

【実験】ミニ洗濯機でマスクを洗ってみた

上記の「使用上の注意」でも確認したように、水以外のものは入れられません。
今回は、水で布マスクを洗ってみました。
まずは電池を入れます。

電池を入れる部分のフタには、ネジが1本付いています。
子どもの小指のツメぐらいの小さなネジのため、誤飲に注意しましょう。

ボタンは1つしかありません。
水を入れた後、ボタンを押すと洗濯槽の底にあるスクリューが回転します。回転を止めるときも同じボタンを押します。

操作方法のポイント

●洗濯槽の回転ボタンはON/OFFで1つ
●水を入れる際は、排水ホースのツメを本体にかけた状態にする
●水を抜く際は、排水ホースを下に向ける

早速マスクを入れて、ボタンを押すと、洗濯槽の中でマスクが回り始めました。
5分くらい回してみましたが、ただ回っているだけなので、ママライター個人の意見としては“洗浄効果は期待できない”というのが率直な感想です。
ボタンを押して回転を止めたら、ホースを下に向けて排水します。
排水後5分ほど回転させてみましたが、取り出したマスクは手で絞って水が出る状態で、マスクの脱水や乾燥はできていませんでした。洗濯前と後で、マスクに変化がなかったため写真は割愛します。

マスク洗濯の結論

実際に使ってみて感じた難点は以下の2つ。
① 水以外は入れられない
② 動作は一方向に回転するのみ
個人的には、手でもみ洗いしたり、マスク用洗剤を使用した方が汚れが落ちやすいのはないかと感じました。
さらに、排水後に5分程度の回転では脱水・乾燥は難しく、手で絞って外に干した方が楽だと感じました。

【実験】ミニ洗濯機でメイク用スポンジを洗ってみた

元は子どもが遊ぶために買ったミニ洗濯機でしたが、しばらくすると飽きてしまったため、マスク以外でも実験してみることにしました。

“ミニ洗濯機に入るサイズで汚れが気になるもの”を自宅で探した結果、ファンデーション用のスポンジが目にとまりました。

新型コロナウイルス感染症対策による自粛生活で、ほとんど使用せずに放置していたので、酷い汚れです。
早速、水を入れた状態で回転させてみると、白い粉のようなものが浮いてきました。

5分回転させたところで排水してみると、洗濯槽にファンデーションの粉のようなものがびっしり付いています。

洗濯槽をティッシュで拭いてみると、ファンデーションの色がつきました。

これだけ汚れていたという事実に反省ですね。

禁断の手「中性洗剤」を使用

前述した通り、ミニ洗濯機は水以外は入れられません。
しかし、今回は自己責任で洗剤を使用してみることにしました。（推奨しておりません）
正しいスポンジの洗い方は、下記のような使用中の化粧品メーカーなどの情報を確認してみましょう。

また、100円ショップでもパフやスポンジ用の洗剤が販売されています。

パフ・スポンジ専用洗剤

80ml入って110円（税込）で販売されています。

パフ･ブラシ洗浄液

パフやスポンジ、メイクブラシ専用洗剤（70ml）です。

今回は、上記のような専用洗剤は使わず、少量の中性洗剤を使用してみることにしました。
洗剤をスポンジになじませ、ミニ洗濯機のスイッチを押すと、透明だった水が一瞬にして白くなりました。

水だけで洗ったときと同様に、5分だけ回転させて排水し、取り出してみたところ、洗剤がよく染み込んだスポンジの中央部分の色が変わっています。

改めて、洗剤+ミニ洗濯機の威力を実感しました。

使用後の注意

●使用後は水気を拭き取る
●本体に残っている水は抜き、乾燥させる
●長時間使用しない場合は電池をはずす
乾燥や保管する際は、直射日光・高温多湿の場所は避け、乳幼児の手の届かないところで管理してください。

まとめ

ネジなどの小さな部品が使用されているため、誤飲には注意しましょう。
本物の洗濯機と違い、フタのロック機能や自動で洗濯槽の回転が停止するなどの機能は付いていません。
商品の説明をよく確認し、子どもが使用する際は目を離さないようにしましょう。
ママライターの家では実際に、息子から目を離した一瞬の隙に、息子が水道の蛇口から直接水を入れようとしてしまい、ミニ洗濯機の電池部分まで濡らしてしまうという危険な出来事がありました。
水の入れすぎを防ぐためにも、水はカップなどに入れてから、量を確認しながらゆっくり洗濯槽に入れた方がいいと思いました。
事故・ケガには十分注意し、使用方法を守って遊びましょう。

マスク洗濯には折りたたみ式の「携帯できる洗濯おけ」もチェックしておきましょう。

ビニール素材でできていて、コンパクトに折りたためる桶（おけ）です。
収納スペースを気にせずに持ち運び・保管できる110円（税込）商品です。
詳細はこちらの記事でまとめています。
[clink url=” https://mamatx.net/mamareport/100-yen-water-gun-goods/”] [clink url=” https://mamatx.net/mamareport/excellent-trash-bag-100/ “]