子どもが車に閉じ込められたら?大人がやること&子どもに教えること!


車に鍵を忘れて中からロックがかかってしまうトラブルが毎年多発しています。
また、先月保育園児が送迎バスに閉じ込められて死亡した痛ましい事件がありました。
今回は、「子どもが車に閉じ込められたらどうするのか?」、大人が連絡すべき緊急連絡先、子どもに教えておくべき知識を紹介します。

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「子供が車に閉じ込められた!」大人がやること

最近の車はドアを開けた時に、鍵を車内に忘れていると警告してくれるものが多いですよね。

しかし、スマートキーの誤作動や電池切れなどで警告されないままロックされてしまうこともあるようです。

JAFによると、「子供やペットを車内に残したままのキー閉じこみ」に関する件数は、昨年8月の1か月で98件(うち子どもは75件)もあったとのこと。

参照:JAF「車内熱中症に注意!子どもやペットを残したままのキー閉じこみ 昨年の8月は1ヶ月で98件!」

子どもが車に閉じ込められたた場合には、適切な場所にすぐさま連絡する必要があります。

JAFロードサービスに連絡

JAF連絡先:#8139

冬や春など気温が高くなく、閉じ込められた子どもに異変が起きていない場合。

消防へ連絡

消防連絡先:119

夏場など熱中症の危険がある場合、子どもの体調が悪くなっている場合は消防へ連絡して、早急に救助してもらう必要があります。

子どもに教えたい知識

先月の保育園児が亡くなったニュースがきっかけで、SNSで「車に閉じ込められてしまった」ときのために、子どもに教えておきたい知識が拡散されています。

「車に閉じ込められたら、誰かが気付くまでクラクションを鳴らす!」

車のカギを開ける方法がわからなくても、クラクションを鳴らすことができれば、周囲の人間に異変を知らせることができます。

子どもの手や腕の力ではクラクションが鳴らせない可能性もあります。
体全体を使って押したり、お尻で押したりとクラクションを鳴らす方法についても子どもに教えておくとよさそうです。

ちなみに、道路交通法ではクラクションの使い方として以下のように定められています。

車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。
ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない。

そのため、普段むやみやたらにクラクションを鳴らすのはNGであることも必ず子どもに教えましょう。

一部エンジンを切っていると、クラクションが鳴らない車種もあるようです。

まとめ

寝てるから、降りるのを拒否したからと言って、絶対に小さな子どもを一人残して車を降りないこと!
特に夏は熱中症の危険が高まるのはすでにご存じだと思います。

子どもの安全を守るためには、万が一の場合を考えて子どもと安全策を共有するようにしましょう。

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