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幼児の夏休み学習ドリル100円の「幼児向け学習ドリル」2種類を比べてみた!


ママライターが実際に購入してわかった100円ショップで販売されている学習ドリル2種類の比較学習後の感想についてまとめています。

男の子がさいごまでできる ひらがな・かず・めいろ・ちえ

「男の子がさいごまでできる ひらがな・かず・めいろ・ちえ」は、100円ショップダイソーと出版会社KADOKAWAのコラボ商品で、脳科学や心理学に基づいた男の子の得意・好きが詰まった幼児向け学習ドリルです。

このドリルを、当時4歳の息子が学習した詳細な記録は下記の記事でまとめています。
[clink url=” https://mamatx.net/mamareport/learning-drill-complete-to-the-end-100/”]

学習後の感想・結果

息子が「男の子がさいごまでできる ひらがな・かず・めいろ・ちえ」を学習した結論を短くまとめると、様々なジャンルの問題が交互に出題されることで飽きずに最後までやりきることができました。
ただし、文字や数字を記入する問題が少なく、この1冊で“数字や文字を書く”が完璧にはならないと感じました。

だっこずし すうじとかずドリル

2021年6月、100円ショップセリアでは、スシローの「だっこずし」とコラボした子ども用のすべり止め付きスープボウルやポケットタオルなどの販売がスタートしました。

現時点でコラボ商品は全40種類あります。
このうち、4・5・6歳を対象とした「だっこずし すうじとかずドリル」と「だっこずし ひらがなドリル」という学習ドリルが2種類販売されています。

今回は「だっこずし すうじとかず」の方を実際に購入し、4歳の息子に学習してもらいました。

2種類の学習ドリルを徹底比較!

「男の子がさいごまでできるひらがな・かず・めいろ・ちえ」と「だっこずしすうじとかず」の2種類の学習ドリルの比較を、以下の表にまとめてみました。

取扱店舗 ダイソー セリア
商品名 男の子がさいごまでできる ひらがな・かず・めいろ・ちえ だっこずしすうじとかずドリル
対象年齢 4・5歳 4・5・6歳
印刷 オールカラー オールカラー
サイズ A5 A5
とじ方 長辺とじ 横開き 短辺とじ 縦開き
全ページ数 64ページ 48ページ
学習ページ数※ 61ページ 48ページ
監修 心理学監修:諸富祥彦脳科学監修:篠原菊紀 スシロー
学習アドバイス あり なし
本書説明・鉛筆の持ち方 あり(正しい姿勢の解説もあり) あり
解答ページ なし 一部あり(23ページ分)
出てくる数字 1~30 1~100
イラスト 乗り物、恐竜、虫、ヒーローなど だっこずしが主体

※全ページ数から本書の取り扱いに関するページなどを除いた、純粋な学習ページ数。

数字に関する学習内容の比較

さらに詳しく学習内容を比較してみました。
該当する問題が出題されているページ数の比較です。

商品名 男の子がさいごまでできる ひらがな・かず・めいろ・ちえ だっこずしすうじとかずドリル
順番に点繋ぎ 2 1
大小の比較 3 6
数字を書く 3 33
お金の問題 0 2

どちらのドリルも、このほかにも様々な問題があります。
「男の子がさいごまでできる ひらがな・かず・めいろ・ちえ」には、数や数字以外の問題も数多く含まれています。

まとめ

「だっこずし すうじとかず」は算数に特化した内容であり、「男の子がさいごまでできる ひらがな・かず・めいろ・ちえ」はひらがな・かず・めいろ・ちえなど様々なジャンルの問題が含まれています。以下の表では、「男の子がさいごまでできる ひらがな・かず・めいろ・ちえ」の中で、数字や数の問題以外で特に出題数の多かった問題のページ数をまとめています。

ひらがな 15
迷路 15
間違え探し 3

このほかにも、下図のような一部が欠けたイラストの抜けた部分を選ぶパズルのような問題、後ろ姿から何の動物かを当てる問題など、様々な問題が出題されています。

だっこずしのひらがなドリル

「男の子がさいごまでできるひらがな・かず・めいろ・ちえ」では、同じメインキャラクター(表紙のキャラクター)が使用されているKADOKAWAの「ぼくとわたしの頭脳アップドリル」シリーズ(定価:各750円+税)が裏表紙で紹介されているのに対し、「だっこずし すうじとかず」には同様の広告欄はありません。
調べてみたところ、KADOKAWAから4・5・6歳向けの「だっこずしのひらがなドリル」という商品が販売されているようでした。

出典:amazon.co.jp

B5判の80ページで定価は1,078円(税込)、監修とキャラクターデザインを担当されている方は同じです。
だっこずし好きなら、こちらの購入前に100円商品をお試しのつもりで購入してみるのも良さそうです。

2種類学習してみた感想

2冊の学習ドリルをやってみて、感じた違いは以下の2点です。
① 最後までやりきることができたのは「男の子がさいごまでできるひらがな・かず・めいろ・ちえ」
② 100までの数字を徹底的に学習したい、数字を書く問題を多くこなしたいなら「だっこずし すうじとかず」

我が家の場合、1冊やりきることができたのは「男の子がさいごまでできるひらがな・かず・めいろ・ちえ」でした。
様々なジャンルの問題が交互に出題されるので飽きずに学習でき、息子自身も“全部1人でできた”と自信がついたようでした。

「だっこずし すうじとかず」は、最初こそキャラクターに惹かれて興奮気味にスタートしたものの、ドリルを進めていくごとに出題される数字の数が大きくなっていくため、ページをめくるたびにやる気を失っていく姿が見られました。

下図は、息子が“かぞえるのが大変だからやめる”と言ったきり、手つかずの問題です。
お金の問題が出てくるのも特徴の1つです。

数字を“書く問題”が多いため数字を書く練習をするには、「男の子がさいごまでできるひらがな・かず・めいろ・ちえ」より「だっこずし すうじとかず」の方が良いと感じました。
書く問題が多いことで、息子の場合“手が疲れた”と言ってすぐ終わりにしてしまう日が目立ちましたが、20以上の数字が出てくるページから学習速度が落ちてきたため苦手な部分(数)を知るきっかけになりました。

夏休みもまだ半分以上残っている今こそ、苦手な部分を見つけ、その克服につながる楽しい学習教材を探したいと思います。
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