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【防災】フェーズフリーとは?~日常時・非常時どちらでも!親子で使える防災グッズ~


10月7日、千葉県北西部を震源とする地震が発生し、東京23区では東日本大震災以来10年ぶり震度5強の揺れが観測されました。
災害に備え、普段からどんな災害対策をしていますか?

防災・災害対策で耳にする「フェーズフリー」という用語の解説、普段の生活で取り入れたいフェーズフリー商品についてまとめています。

フェーズフリーとは?

フェーズフリーとは、平常時災害時という2つの社会のフェーズ(状態)をフリーにして(取り払い)、普段の生活で使用しているモノやサービスを、日常時だけでなく非常時でも使えるようにするという考え方です。

フェーズフリー認証マーク

現在、一般社団法人フェーズフリー協会が、この考え方に則し、協会の認証を受けた商品などに対し、「フェーズフリー認証マーク」を提供しています。
参照:一般社団法人 フェーズフリー協会

子育て世代にも便利なフェーズフリー商品

フェーズフリー認証を受けた商品の中でも、子育て中のパパやママにも便利な商品がいくつかあります。
その一部を見てみましょう。

明治ほほえみらくらくミルクおよび専用アタッチメント

株式会社明治が販売している「明治ほほえみらくらくミルク」「専用アタッチメント」は、フェーズフリー認証を受けた商品となっています。

「明治ほほえみらくらくミルク」は、調乳不要で常温のまま赤ちゃんに飲ませられる乳児用液体ミルクです。
さらに、「専用アタッチメント」があれば、缶から哺乳びんへの移し替えが不要になります。
使用方法は、「明治ほほえみらくらくミルク」の缶に「専用アタッチメント」をセットし、ピジョンの“母乳実感”シリーズの哺乳びん用乳首を取り付けることで、調乳不要で常温のまま、哺乳びんに移し替えることなく、ミルクを飲ませることができます。

株式会社明治のホームページに、これらの詳しい使い方が掲載されています。いざというときに慌てないよう、家族でよく確認しておきましょう。

BOCCO

BOCCO(ボッコ)とは、スマートフォンの専用アプリを連携させて使用する“家族をつなぐコミュニケーションロボット”です。

BOCCOまたは専用アプリから音声メッセージを送ることができ、専用アプリからテキストメッセージを送信すると、BOCCOが音声読み上げすることもできます。

水も運べる撥水バッグ

株式会社三和製作所の水を運べる雨天対策用撥水バッグは、高い撥水機能に加え、ヨゴレにくく、撥油に優れ、速乾性や耐久性があり、使わないときはコンパクトに折りたたんで持ち歩くことができます。

ママライターが独自に調べたところ、株式会社三和製作所の公式ホームページには、現時点で「水も運べる撥水バッグ」という名前の製品情報を見つけることはできませんでした。
しかし、サンワ防災・防犯カタログ“ライフザック”にて「バケツにもなる撥水バッグ」という商品の取り扱いはあるようです。

出典: LIFEZACK

このバッグも、直接水を入れることが可能で、生活用水6リットル※を運搬することができます。
2リットルのペットボトルなら4本入れることができるため、普段はエコバックマザーバッグとして活用したり、撥水加工を活かして雨具を入れるなど、様々なシーンで活躍できそうです。
※飲料水にはできません。

まとめ

BOCCOは音声メッセージが送れることから、固定電話を持たない家庭が多い今、まだスマホを持たない子どもとの家庭用連絡ツールとして役に立ちそうですね。
また、家庭内のセンサ情報をスマートフォンに通知することもできるため、離れて暮らすおじいちゃんやおばあちゃんの見守りにも役立ちそうです。

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