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電車や飛行機でぐずらない!子どもと長距離移動の準備とコツ

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いよいよ夏本番!海へ山へと家族で旅行を考えている方も多いですよね。
でも、子連れ旅行は移動が大変・・・とためらっていませんか?
車ではグズグズ、電車では静かに座っていられない、飛行機なんて逃げ場がなくてもってのほか!
周りの人に迷惑をかけないようにと、パパママは精神的にぐったりしてしまいますよね。

我が家も長男が赤ちゃんだったころ、車で旅行した際、渋滞中に突然の大泣きでインターに着くまでぐずり続けて、大変だった記憶があります。ましてや子どもが2人となると、本当に大変です。

そこで、同じような悩みをかかえながらも、いろいろ工夫しているママたちに、子連れの長距離移動のコツを乗り物(車・電車・飛行機)別にリサーチしてみました。

成功の秘訣は事前準備にあり

まずは、車、電車、飛行機移動ともに共通して言えることは、
「前もって準備しよう!」
ということです。具体的には以下の4点を準備してください。

① 新幹線や飛行機は空いている時間、お昼寝の時間帯でよい席を取る
② 移動前にほどよく体を動かして移動の時に寝てもらう
③ 子どもを飽きさせないおもちゃやCDなどを用意(新しいおもちゃがあると長く遊んでくれます)
④ 子どもの好きなお菓子を用意

 

自家用車の移動はSAでこまめに休憩


SA(サービスエリア)には授乳室やオムツ替え台があるので、1時間に1回くらいは休憩を取るようにしましょう。テーマパークのようなSAもあるので、事前に調べておくと楽しいですし、その土地の名物が食べられるかも。
先輩ママは「早朝やお昼寝の時間など、寝るタイミングに合わせて移動すると楽」とのこと。
それと、渋滞にはまった時のために車の中に簡易トイレを用意しておくと安心です。

車での遊びは家族だけなので多少うるさくても大丈夫です。例えば・・・

・音の鳴るおもちゃ(赤ちゃんは視線の先に鏡や揺れて動くおもちゃを固定しておく)
・DVDを見せる(見たことのないものをレンタルしておく)
・子どもの好きな音楽をかける、歌う
・車酔いしなければ、絵本を見る
・これから旅行に行く先で何をして遊ぶか話す
・幼稚園児くらいの子はしりとりや連想ゲーム

 

我が家ではDVDや子どもの好きなおもちゃを用意

電車・新幹線は席の位置が重要!

電車や新幹線での移動はベビーカーの置き場がやっかいです。
新幹線の場合、前方や後方の端の席を予約するとベビーカーが置けて便利です。ただし、当然出入り口も近いので、赤ちゃんが寝ていると物音で起きてしまう可能性もあります。

授乳や突然子どもの具合が悪くなってしまった時には「多目的室」が無料で利用できます。
ほとんどの新幹線に用意されているので、利用したい時は車掌さんに相談してみてください。本来は急病人の発生など不測の事態に備えた設備ですが、空いている時は授乳もでき、ベビーカーごと入室も可能です。

東海道新幹線には季節・指定列車限定ですが「ファミリー車両」があり、子ども連れ専用車両なので少しくらい子どもが騒いでもお互い様なので安心です。また、有料申込人数にプラス1席用意されるので、荷物を置いたり横になって眠ったり使い方は自由自在!
通常は席を予約しなければ無料の1歳以上6歳未満の未就学児についても幼児料金が必要ですが、これなら快適な旅にできそうです。

※この企画の販売窓口は「JR東海ツアーズ」です。駅窓口では発売しません(4日前までに要予約)。
詳しくはこちらから。

電車や新幹線内で遊ぶおもちゃと工夫

周りに人がいて、混んでいる電車や新幹線に乗る時は迷惑がかからないように、子どもが泣いたりぐずったりせず、とにかく静かにしていてほしいですよね。

そんな時の先輩ママたちの工夫の数々はこちら!

・シール絵本(100均のものはお手軽、プクプクシールだとはがしやすい)で遊ぶ
・水で色がつくぬりえや迷路など時間がかかるもので遊ぶ
・タブレットやスマホゲーム(アイパッドなど。ゲームはあらかじめダウンロードしておく)
・500mlの空きペッドボトルに短く切ったストローを入れて遊ぶ
・電車好きの子は電車のおもちゃを持ってきて並べて遊ぶ
・先頭車両に行って運転席からの景色を楽しむ
・カチカチに凍ったアイスを時間をかけて食べる(新幹線)
・駅弁を食べる(新幹線)
・座席の下にレジャーシートを敷いて靴を脱いで遊ぶ(新幹線)
・あめやグミ、キャラメルなど口の中で長くとどまるお菓子を食べる(食べられる子のみ)

 

電車では、電車のおもちゃや絵本があると子どもも大喜び!

赤ちゃん連れ飛行機は最前列がおススメ

赤ちゃんを飛行機に乗せる場合、最前列の「バシネット」と呼ばれる赤ちゃん用ゆりかごが使える席が人気です。体重10.5㎏までの2歳未満の赤ちゃんが対象です。数に限りがあるので、数か月前の早めの予約が肝心!
ただ、足元に荷物を置くことができないため、ちょっとした赤ちゃん用の荷物も棚から出さないといけなく、その席を嫌がるママもいるそう。
小さい子連れの場合CAさんが飲み物やおもちゃなど気を配ってくれるので、CAさんの近くの席や、後方に多少スペースがあって気分転換に歩けるので、最後列の席もいいと思います。

また、赤ちゃんは気圧の変化で耳が痛くなり泣く子も多いそうです。
「ボーイング787」は他の航空機より気圧が高めに設定されているので、耳が痛くなりにくいのでおススメ。

飛行機の中で子どもとどうやって遊べばいいの?

成田や羽田空港には飛行機の離着陸が見られる展望デッキキッズルームがあり、搭乗前に子どもを適度に遊ばせることができます。体を動かして疲れさせ、飛行機の中で寝てくれるのが一番です。

逃げ場のない飛行機では、あまりウロウロもできず、ギャン泣きでもされたら周囲の目が痛くて気疲れでママはヘトヘトになってしまいます。
先輩ママ曰く「寝てくれない場合は、とにかく子どもの相手をしてぐずらせないのが重要。一度ぐずると機嫌を直すのに時間がかかるから」だそう。

対策は以下の通り。

・子どもとトイレに行くついでに窓の外の景色を楽しむ
・座席のモニターで子どもが好きそうなチャンネルを探してあげる
・機内サービスのジュース等をもらう、用意したお菓子を食べる
・電車同様、塗り絵やシール、迷路などで遊ぶ
・DVDプレーヤーを持参して子どもの好きなDVDを見せる(子ども用イヤフォンも忘れずに)
・離着陸の時は耳が痛くなるので飲み物を飲ませる
・困った時はCAさんになんでも相談!おもちゃや毛布も貸してくれます

 

とにかくゆとりを持って、計画的に

子どもとの長距離移動は事前準備とゆとりを持った計画が大事です。
具合が悪くなった、急なトイレや授乳休憩など、予期せぬことが起こりうるからです。

我が家の子どもたちは酔いやすく、車の中で大量に吐かれた時もあります(泣)。
なので、レジ袋と着替え(大人も含む)が必需品です。

子ども一人ひとり、好きなものや体質が違うため対処の仕方もさまざまですが、クセをつかむとお互いが楽になるようです。
また子どもは成長とともに、もの分かりが良くなり、身体も丈夫になってくるので、とにかく乗り物には慣れること、普段のちょっとしたお出かけの時から、乗り物のマナーなどを教えていくことが大事だと思いました。親も子どももイライラすることが減れば、長距離移動の旅も楽しさ倍増ですね!
ぜひ、参考にしてみてください。

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(ライター 志津香)

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