これからの入園・入学に向けて、まずは正しい生活習慣のトレーニングから。
自己管理能力を身につけ、次に何をやるか自分で考えられる子になってほしいという思いから、3歳の息子に時間割を買ってみたママライターの実体験をもとに、小さな子どもでも使える時間割を紹介します。
時間割どんなものがある?
時間割の種類は、かたはめ式・シールタイプ・マグネットタイプなど様々、子どもの成長や性格に合わせて購入したいですね。
サンスター文具 アンパンマン おしたくボード
出典:amazon.co.jp
使用する子どもの目安は2~4歳、パズルのようなかたはめ式になっているのが特徴です。
基本的な生活習慣を覚えるきっかけとして、大好きなキャラクターだと手に取りやすいですね。
学研ステイフル ボード OURHOME やることボード 予定表
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時計シールとやることシールは貼ったり剥がしたりできます。それぞれのシールに、ホワイトボードマーカーで書いたり消したりできるのが特徴です。自分で字が書けるようになると、より自分で計画を立てやすいですね。
実際に時間割を買ってみた
息子が3歳のときに、以下の時間割を買ってみました。
実際に使用した感想として、この時間割は「あさ・ほうかご・よる」に分かれているため、入園前(未就園児の時期)は、ほうかごマグネットに無地のマスキングテープを貼って「昼食後」として使用していました。
また、「やるべきこと」はイラストで理解できても、息子にとって曜日によって異なる時間割を考える(計画する)ことは難しいようで、最初のうちは親子で時間割を考えていました。
時間割を考えていくうちに、私が「今日は月曜日」と言えば、息子が「〇〇に行く日だね」といった流れで、時間割を考えることが曜日の理解につながったのは思いがけない成長でした。
クツワ METETE おうちの時間割りボード
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マグネットタイプの時間割です。
ひらがなとイラストで描かれたマグネットを、「やるべきこと」ができたらひっくり返します。このマグネットの反対側は「できた」と描かれているため、できたこと・まだできていないことを瞬時に可視化できるのが特徴です。
時間割を実際に使ってわかったメリット・デメリット
メリット
・「できた」にするときに達成感があるため、次もやってみたくなる
・次に何をやるかを誰かに聞かなくてもわかる
・次に何をやるかを親が急かす機会が減る
・やるべきことがイラスト化されていることで、幼児でも直感的に理解しやすい
・自分で考えた時間割なので、今まで「~しなさい!」と急かす親に対しての「何で?」という質問攻撃や反抗が減少し、子ども本人が行動にうつしやすい
デメリット
・ひらがなの理解が必要、あるいは「やるべきこと」をイラスト化する必要がある
・日によって「やるべきこと」が異なる場合、前日の夜や当日の朝に時間割を考える必要があるため、まず時間割を考える習慣を身につけることから始める必要がある
・曜日やカレンダー、時計の読み方を理解していないと、習い事など日によって用事が異なる場合の細かい時間割の計画が一人では難しい
まとめ
コロナ禍の影響で家にいる時間が増え、大変なことも多い育児ですが、家庭での規則正しい生活習慣を身につけるチャンスでもあります。
コロナ禍だからこそ、身につけてほしい「手洗い・うがい」の習慣を時間割に加えたり、まだひらがなが読めない子どもにはイラストを描くなど、我が子の成長に合わせて市販の時間割にさらに一工夫できると、子どものやる気アップにつながりそうです。
幼児期に正しい生活習慣が身についたら、次は小学校入学に向けて勉強習慣も気になるところ。
「小学校低学年で勉強習慣を身につける3つのポイント!一年生が大事」では、これから入学を控える親子や低学年の子どもを持つパパやママに知ってほしい勉強習慣のポイントについてまとめています。
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出身は茨城県。園児の息子が1人。
趣味は漫画・アニメ鑑賞。
オタク気質で、息子に買い与えたはずのミニカーに私がドハマりし、いつの間にか立派なミニカーコレクターに。
好物はフライドポテト。減量を諦め、現状維持に励む日々。