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完全ミルク・混合育児のママさん、罪悪感を感じていませんか?
このページに辿り着いたみなさん。もしかして、
「母乳 出ない」
「混合育児 目安」
「ミルク 発育 心配」など・・・
このようなワードを検索したことがあるのではないでしょうか?
そんなママさんたちのため、あることをキッカケに産後3ヶ月で母乳をスパッとあきらめた
記者の体験談を交えながらミルク育児のアイデアをお伝えします!
「今となってはミルク育児で良かった!」体験談
初めての出産直後。
十月十日お腹にいた息子と感動の対面を果たすやいなや初乳を与える儀式が。
出産直後ということもあり興奮気味だったため
「よく分からないけどこれが授乳なんだな!な~んだ意外に大丈夫そう!」
と、呑気なことを考えていました。
しかしこの後母乳との戦いは火蓋を切って落とされるのでした。
需要に供給が追い付かない
退院し、授乳も少し慣れてきたかなという頃、
それなりに母乳が出るようになったと実感。
しかし、息子はかなりの大食いベビーでした。
いくらあげても満足した様子はなく、
足りなさそうに泣きわめく息子を見ては「ごめんね、ごめんね」とつぶやく毎日。
授乳時間は長い時で45分。
それを一日に十数回も繰り返すのですから、それはそれは途方にくれました。
私が作り出す母乳の量は息子の飲みたい量に全く追い付いていなかったのです。
あげてもあげても需要に供給が追い付かない。
少しでも追い付こうと息子が寝ている間はひたすら搾乳。
日に日にストレスが蓄積し家族にまで当たり散らすようになりました。
苦しめられたポスターのとある言葉
産後入院中に何気なく見たポスターにこんな言葉が書いてありました。
『SIDS(乳幼児突然死症候群)を防ぐには母乳を!』
気が付けばこの言葉に支配され、次のようなことが起こりました。
なんとしてでも母乳をあげようと四苦八苦
↓
母のピリピリした空気と
空腹が満たされないことでいつまでも泣く息子
↓
罪悪感とストレスでさらに母乳が出なくなる
という悪循環のループにはまっていたのです。
疲れ果てた頃、母乳を休憩しようとミルクを作って与えました。
すると息子は本当においしそうに
ミルクを一気に飲み干してそのまま満足げにスヤスヤ眠ったのです。
その姿を見てハッと我に返り、大切なことに気が付きました。
「母乳がムリでも、この子がお腹いっぱいになるならそれでいいじゃん。」
これで、思い切って卒乳することを決めました。
この時からEnjoy!ミルク育児ライフがはじまったのです(笑)
卒乳をして完全ミルク育児になり、気付いたことがたくさんありました。
メリットがたくさん!
・腹持ちが良いからか、息子が長い時間眠るようになった
・パパや他の家族も幸せな授乳タイムを味わえる
・着たい服を着ていいし、食べたいものを食べていい
・授乳室に行かなくてもあげられるので、困ることが少ない
あんなに血眼になって絶対母乳!!!と躍起になるくらいなら
もっと早くミルクにすればよかったと思ったほどです。
息子との生活の日々がこれまで以上に楽しめるようになりました。
ミルク育児の大敵・・・荷物多すぎ問題
しかし、困ったことがひとつ。
それは荷物がまるで小旅行レベルに多くなることでした。
まず、赤ちゃんと出かけるにはおむつやおしりふき、着替えが必需品ですよね。
それに加えて、粉ミルクの他に水筒の熱湯とペットボトルの水・・・
一番困ったことは出先で哺乳瓶が消毒できないこと。
つまり使用する回数分だけの哺乳びんを持って出かけなければならないという状況でした。
工夫次第で楽々!長時間のお出かけや旅行にも行ってみよう
「どうしても荷物を減らしたい!これでは息子とのお出かけが億劫(おっくう)すぎる・・・」
そこで調べてみると、「使い捨て哺乳びん」なるものが!
しかしこれが1回分で約400円と結構高価。
記者にとって普段使いするにはもったいないように感じるお値段でした。
そこでたどり着いたのが
哺乳びんインナー!!
100回分で約2,000円(なんと1回分約20円!)とお得です。
仕組みはとてもシンプル。
通常は哺乳びんにミルクとお湯・お水を注いで作るところを
この「哺乳びんインナー」に注いで作ることで哺乳びんを汚さずに済みます。
つまり、乳首だけ回数分用意すれば哺乳びんを丸ごと何本も持ち歩かなくてよい
というメリットがあるのです!
このアイテムのおかげで1日がかりの予定やお出かけ、旅行にも重宝しました。
大切なのはパパとママ、そして赤ちゃんが笑顔でいること
母乳を与えることが赤ちゃんにとって一番いいというのは明らかです。
しかし、
「頑張っても母乳が出ない」
「双子で母乳育児がつらい」
などの事情で、母乳を与えることが出来ずに
ストレスになってピリピリしてしまう位であれば、思い切ってミルクをあげてみませんか?
大切なのは「絶対に母乳を与えること」ではなく、
「赤ちゃんと笑顔で過ごすこと」ではないでしょうか。
赤ちゃんが母乳やミルクを飲む時期はほんの一握り。
あっという間に過ぎてしまうかけがえのない時間をぜひEnjoyしてくださいね。
TX沿線に生まれ育ち、現在も在住。趣味は美容と舞台や映画を鑑賞すること。最近の目標は我が家を西海岸風のインテリアにチェンジすること(笑)家も大好きですが休みの日は予定をぎゅうぎゅうに詰め込んで出掛けたい派です。好きなことわざは「尺蠖(しゃっかく)の屈するは伸びんがため」。
TXが開業した時、私は学生でした。通学に使う真新しい駅や電車にはまだ人がまばらで、友達と「何にもないしね~」と話していたことをよく覚えています。しかし今はどうでしょう。あれから十数年。私自身、社会人になり結婚して1児の母になって気付きました。『TX沿線って、子育て世代にとってメチャメチャ住みやすい!』沿線は今も発展が続いています。地元人の私でさえ今だに子供を連れて出掛けると新しい発見があるのです。まだまだ秘められた魅力がたくさんあるこの沿線の魅力をどんどんお伝えしていきたいと思います!