パパの育休一年体験記 Vol.3 僕が育休を取ったワケ

こんにちは。
随分涼しくて、育児をする身にとってはありがたい気候ですね。
楓は4カ月半になって、首も座り今日まさに寝返りもできるようになりました。ちゃんと成長してくれるのは嬉しいのですが、一方でゆっくりでいいよとも思ってしまいます。何もできない赤ちゃん独特のかわいらしさっていいな〜って思います。

さて、今回は、育休を私が取ると決めた時に、何を思い、考えたのかといったところを書きたいと思います。

大きくは3つ理由がありました。

一番目は、前回お話した「奥さんの仕事へのやる気を尊重したかった」という点です。これがやっぱり一番大きな理由です。

二番目は、世の中では男性の育休取得は進んでいないみたいだから自分は取ってやろうというひねくれ者的な気持ちです(笑)。女性の社会進出とかも進んで男女の平等みたいなことは前に比べ進んでいるとは思いますが、育児=女性っていう固定観念は全く変化がないと思います。母乳のこととかがあるので育児での男女差はあるのですが、男性が育児・女性がバリバリ仕事、という選択肢が世の中に増えることはとても大事だと思います。自分が一年休むとこで少なくとも自分の会社にそういうことを考える人が増えたらいいなぁということを考えていました。

三番目は、40歳を過ぎて「自分の生活に変化が欲しかった」という理由です。会社も21年勤めて、何となく惰性になったり飽きているところもありました。一度思い切って仕事から完全に離脱して、客観的に仕事の重要性とかを考え直してみたいな〜と思いました。まあ単に仕事したくなかっただけ、とも言えますけど(笑)。
仕事や会社を離れる不安がないのかとかよく聞かれますが、私は全くなかったですね。今も離れている不安なんてないですし、特に会社のことは気にもなりません。家で絵本読んでる方が楽しいです(笑)。

こんなところが、私が育休を取ることを決めた主な理由だったと思います。

実際に育休生活3ヶ月目になりますが、純粋に取って良かったなぁと思っています。
20年以上続けて来た仕事中心の生活から、赤ちゃんをあやしたり料理したりという家庭内の事だけに集中する生活への変化はすごい大きいですけど、新鮮ですし、とても楽しいです。

別に男性がどんどん育休を取るべきだなんてことも思わないですが、こんな生活を選ぶ選択肢は男性も持っていた方が幸せに生きれるなと思います。

≪育休パパの日常シリーズ≫
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(ライター 育休パパ)

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