子どものけがにドキッとさせられた経験があるママは多いはず。
元気いっぱいに遊んでほしいけど、まだまだ子どもは、ころんだりぶつけたり心配がたえません。
ちょっとした傷から病院に行った方がいいのかな?と迷ってしまう傷。
出血がひどいと冷静に対応できなくなってしまったりするので、
普段から子どものけがの対処法を覚えておくと、いざという時安心です。
擦り傷・切り傷
子どもが転んでしまった。
そんな時に多いのが擦り傷、切り傷ではないでしょうか?
転んだ時に土や砂が傷口についてしまったら、しっかり洗い流しましょう。
以前は消毒液を使っていましたが、水道水できれいに洗い流すだけでよいとされています。
その後、傷用絆創膏を貼りましょう。
現在では湿潤効果のあるものが主流になってきています。
傷口を確認したときに、以下のような場合や自分では対処できないと思った場合は無理せず病院を受診しましょう。
・傷が深い
・傷口が開いている
・傷に異物が入ってしまって取れない
・出血がとまらない
けがをしたときは、小児科では対応できない場合が多いので、
けがに応じて、皮膚科や外科など、確認をしてから向かいましょう。
打撲・ねんざ・骨折
子どもが自転車やブレイブボードなどの乗り物に乗っていて転んだ。
よく見る光景ですが、スピードをだしていたりすると、大けがにつながることもありますよね。
腕やあしの打撲の場合は、まずよく冷やしましょう。
冷却パックなどを使用する場合は、低温やけどに注意し、直接肌にあてないようにします。
頭や腹部を強く打撲した場合は、よく様子を見て、普段と違う場合などはすみやかに病院を受診しましょう。
また、時間がたってから症状が出る場合もあるので、しばらくは細かく様子を見ておきましょう。
ねんざの場合も冷やすことが基本となりますが、骨折が疑われる場合は、そえ木などで固定しましょう。
骨折の場合は、無理に元の形に戻そうとしたり、動きの確認をしたりすることは控えます。
患部を固定したら、外科や整形外科を受診しましょう。
やけど
ほんのちょっと目を離したすきに・・・
小さな子どもが熱いお湯などをさわってしまったり、
ストーブの吹き出し口をさわってしまったりすることも。
やけどしたときは、とにかくすぐ流水で冷やしましょう。
10分から15分ぐらいは冷やしつづけます。
その際、氷などで冷やしすぎて凍傷などおこさないように気をつけましょう。
やけどの範囲が広かったり、深いやけどの場合は、病院の受診が必要です。
また顔をやけどしてしまった場合などは、軽いやけどでも跡が残る場合があるので、皮膚科などで相談してみましょう。
まとめ
ちょっとしたケガなら落ち着いて対処できるけど、大きなケガとなると冷静ではいられない。
そんなママを見て、子どもがよけい不安になってしまう。なんてことは困りますよね・・・
今回は、普段からよくあるケガの対処法をまとめてみました。
頭に入れておくと、いざという時に焦らず対処できるかもしれません。
ぜひ覚えておいてください。
ですが、少しでも不安があれば、迷わずに病院を受診してくださいね。
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